バイオリンを習う目的で、【音感をつけさせたい】とおっしゃる方はとても多いです。

音感は、結果として”つきます”。

だけど、音感をつけたその先は、どうしますか?

他にも『表現力』や『感性』。
私も親として娘たちには豊かな表現力を持ってほしい!みずみずしい感性を大切にしたい、伸ばしたい!と思います。
でも、それがあると一体どんな未来が待っているのでしょう?
どんないいことがあるのでしょう?


習いごと。

始めるきっかけも目的も、人それぞれ。

かくいう私は、
幼稚園のプレ的な感覚でカワイの音楽教室で1年リトミックのようなものに通い、
その後なぜだか鈴木メソッドのバイオリン教室へと進みました。

父も母も、音楽とは全く無縁の家庭環境。

長女なので、兄姉の影響等も全くなし。

文化的に進んだ都会育ちではなく、陸の孤島と言っても過言ではない田舎育ちです。

父と母は何を思って私を鈴木メソッドへ入れたのか・・・
今となっては確かめようがないのですが、

私自身が、バイオリンを習っていてよかったなぁと思うこと(専門的なことは抜きにして)

1.娘にママすごーい!って褒めてもらえる(いつまで言ってくれるかな笑)
2.自己紹介・一発芸に使える(掴みはバッチリです♡)
3.度胸がついた
4.集中力がついた
5.仲間ができる(いつでもどこでも!世界中〜♪)

まだまだ出ますが一旦これくらいにして・・、


逆によくなかったこと。

1.高校受験が視野にあったので、中学で部活ができなかった
うちの中学は部活が全てみたいなところがあったので、
部活どうしでつるんでいる子がとても多く・・
いいなぁ・・と羨ましかった記憶があります。
・・・・

・・

・・以上!!

嫌なことはたくさんありました。
辛かったことも。

でもね、いい思い出です、本当に。

『気の抜けた音で弾くじゃない〜!!!』と生卵やら松ヤニをぶつけられたことも。
『練習しないならやめなさい〜」と外へ放り出されたことも。
(・・ちなみにどちらも母にやられました。)

部活はなかったけれど、その分練習やレッスンがあったので、
思春期特有の手持ち無沙汰感や持て余感とは無縁でした。

人並みに反抗期もあっただろうけれど、非行に走ることはなかったです笑

どうして私にバイオリンを習わせたの?ー。
母に聞きたかったなぁ・・。