教室のキャッチコピー、
「楽しく学べる!」
「まずは楽しむことから」
「楽しく続けられる」
先日、娘が体験レッスンに行った某教室のチラシにも、
【楽譜が読めなくても大丈夫!まずは楽しむことから】
実際お話を聞いても、それ以上の理念もビジョンもなかったので、
『ここは楽器を売りたいだけなのだなー』と判断。
・・・残念!
楽譜、読めないと必ず天井がきます。(楽譜読めずに5年間弾いていた私で実証済み!笑)
しかも、ら”~とかみ”~とか弾けた程度じゃ”楽しむ”境地には至らない。
(弾くこと(音を出すこと)で必死ですから)
何を隠そう私の教室の最初のキャッチは、『一緒に楽しむ』でした。
一応考えた末・・だったのですが・・
本当にそうなのか、正直ずっと違和感がありました。
私が大切にしているお稽古への価値観は、
本当に”楽しい”なのか??
”楽しい”とか”楽しむ”が一人歩きして、
◉単純に弾くこと(音が出せる)楽しい!
◉生徒自身が好きなように弾けることが楽しい!(先生が口出しをあまりしない)
そういう伝わり方をしてはいないだろうかー?
いや、確かに楽しんでほしいし、
私自身も『一緒に楽しむ』気持ちに偽りはない。
でも、
”楽しい”って何を持って楽しいのかー?
を自分自身に問い直した時に、
◉できるようになることが楽しい!
◉一緒にできて楽しい!
頑張ったこと、努力したことが結果として現れるから「楽しい」。
私はそれをバイオリン(学校では音楽の授業)を通して実感してほしい。